夕日の中のひまわりをご覧ください 名古屋から日帰りスポット

2017年8月23日
ひまわりは、太陽に向かって咲くと言われていますが
夕日のひまわりの姿を紹介します。
後ろに太陽が沈んでいきますが、
ひまわりは、夕日を背中になってます。
ひまわりは太陽の移動に合わせて花の向きが回るということから
名付けられました。
漢字では「向日葵」と書きますから、日の方を向くということが
名前からも想像できます。
では、葵という字が使われているのはなぜでしょう。
「アオイ科の花だからでしょ?」という声が聞こえてきそうですが、
実はひまわりはキク科の花なんです。
それなのに葵という字が使われている理由としては、
アオイ科の植物の葉とひまわりの葉の形が似ているからという説や
アオイ科の花もひまわりと同じく日の方を向いて咲く性質がある
からという説などがあります。
先ほども述べたようにひまわりは太陽の移動に合わせて花の向きが
回るといった向日性を持つ植物であるため、太陽の移動に合わせて
回るということは、朝は東向きで夕方頃には西向きになっていると
いうことです。
日光を浴びたくて必死に太陽を追いかけているようにも思え、
健気さを感じさせるような特性ですね。
しかし、この動きはひまわりが咲き続けている間ならずっと見られ
るというわけではありません。
生長に伴って見られるものであり、若いつぼみの時期にしか見ること
ができない動きなんだそうです。
子供の時期にはよく動くなんて、人間と同じようですね。
若い時期に太陽を追いかけているひまわりですが、
成熟期を迎えてつぼみが大きくなってくるとその動きが見られなくなってきます。
しかし、夜の間に東向きに戻ろうとする特性はまだ残っているということで、
最終的に東向きのひまわりが多いんだそうです。